お供えの花
花は、敬愛・感謝のしるしです。
花嫁には花を添え、病人の心を慰めます。万人が愛し、生活に潤いをもたらせてくれます。
お供えの品としても、花は使われます。
仏教では、自然界の厳しさに耐えて咲く姿、供えられた後も耐え忍んで咲き続ける姿から、仏様に対する修行の誓いとして花を生けるとされています。
日本では、アザミやバラのようにトゲをもつものは不可とされています。
香りがきついものも不向きです。
色は、中陰までは白一色にすべきという説もありますが、特に根拠は無いようです。
クリーム色~薄ピンクあたりの、柔らかい色合いでまとめると、遺族を慰める気持ちも伝わるでしょう。
しかし、悲しみの時には、赤い花は遠慮します。
仏壇に供える場合、花の正面は供えた側へ向くようにします。
これは、供えたものは、そのまま自分に注がれている事を感じ、仏様の心を表していると味わっていくといった意味があります。
花を供えたら、毎日水をかえて、長く美しく保つのが良いとされています。
枯れてきたら早めに新鮮な花に取り替えましょう。
お墓参りでは、花の正面がお参りする人に向くように供えます。
花で飾られた本尊に対面して供える事で、心が清められると言われています。
ここでも、花を枯れたままにしておくと、お参りする人の心が清らかになりません。
枯れかけたら新鮮な花を供えるようにしましょう。
仏壇は浄土を表したもので、浄土では色とりどりの花が咲き乱れているそうです。
つまり仏壇に普段飾る花は、どんな花でも良いのです。
